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【コロナウイルス】オペラ歌手のおうち時間|杉浦葉奈のリアルな日常

コロナの影響で家で過ごす時間が増え、家から、そしてヴェローナから出られない日々が続き、今までのイタリア生活の中でこんなに移動しなかったことはないくらい、毎日お家にいた。そしてそれは現在進行形。笑 毎日お家にいる。

おうち時間の中でどのような日々を送っているのか、今日は勉強関係を紹介していこうかなって思う♪

じゃじゃん♪はい、YouTube見てくれている方はよくご存知の私の部屋です。笑

↑YouTube撮影時には後ろのアクセサリー系は隠してるので、よりリアルな部屋かな!笑 手に持っているのは譜面台。この子が本当に役に立つ!大学時代から譜面台を買おうと考えたことがなく(なぜ?って感じだよね。笑)ずっと楽譜は手に持つか、ピアノに置いて歌っていた私。なぜこの便利なものをずっと使ってなかったのか…。なぞ。

3年くらい前かな?2000円くらいで購入して、めっちゃ重宝してる!

↓10年物のキーボードさん

イタリア語ではTastiera(タスティエーラ)といって、パソコンとかの“キーボード”を示す単語と同じ。

イタリアに来てまず初めに買ったのが携帯。その次がこのキーボード。

使わない時は沖縄の紅型のてぬぐいをかけてるよ~♪カラフルでかわいい♡

↑↓リアル過ぎな練習風景。笑 ご近所さんへ迷惑を最小限に抑えるため(っていっても確実に上下左右聞こえてる!)に窓のシャッターを閉めているから、昼間でも暗いの。

私は歌の練習にピアノはあまり使わない派(人によってはがっつりピアノの前に座って弾き歌いする人もいる)で、だいたいポンポンって音や和音を弾いて…

後はこういう風に立って手を離した状態で歌ってるよ。

たまに音程のチェックにまた数音弾いたり…。確認のために伴奏を弾いたり。。。本当はピアノの音色の方が好きだし音楽的だから、ピアノがあるに越したことはないんだけど。。。ピアニストじゃないし…。がまん。キーボードなら音も狂わないから調律(ピアノのために定期的に行われる楽器のメンテナンス)も必要ないしね。

でも10年目の今年、ついにキーボードのコードが切れちゃって。。。(涙) 廃版だからもう見つからないかも。。。と言われながらも、無事代用品を入手し復活というドラマがありましたとさ。笑 大切なキーボードさん、いつもありがとう。笑

前に置いてあるiPhoneは録画用。歌ってはチェック、歌ってはチェックを繰り返して、体の使い方、表現の仕方、そして音楽的リズムや音程は正しいか、すぐチェック→細かく修正を何回も何回もやる1時間。

↓楽譜はこんな感じ。よーく見ると汚い書き込みが…。調べた単語の意味や、音程やリズムの気を付けるポイントが書き込まれていたりする。私にしか解読できない印もあり。笑

歌自体を歌っているのは大体1日1時間。ではそれ以外の23時間は何をしているんだって?笑

当然レッスンだったり、仕事だったり、“しなきゃいけない”ことはぐんっと減って、誰かに合わせなきゃいけない予定もない。普通なら夜更かし+朝寝坊の生活になりそうなところを、この2ヵ月間、史上最強に規則正しい、まじめな学生みたいな生活を送っているよ。笑

朝7時~7時半に起きてお決まりの朝のルーティーン(白湯→瞑想→生絞りフレッシュジュース→ヨーグルト&バナナの朝ご飯)を過ごし…参照↓

https://hanasoprano.com/ouchideasagohan/

基本的に日本語のレッスン(気分転換+少しのお小遣い稼ぎに初めてかれこれ6年くらい)がなければ、午前中は勉強に、午後はブログやYouTubeなどに時間を使っている。その基本の午前・午後の中でどこかで必ず1時間は歌っているという流れ。

語学の勉強をしたり、作曲家や歌うオペラの演目の内容や時代背景について調べたり…とにかく午前中は“インプット”の時間に使っている。去年末くらいからはまっているDaiGo(そうあのメンタリストさん笑)の教えに沿って行動していて、彼の書いた「超時間術」という本に午前中はインプットに使うと良いと書いてあったので、その通りに使ってみている。頭が何かを覚えたりすることに適している時間帯なんだってさ!

フランス語のレッスンで使っている本↑↓オールフランス語。笑 カラフルでかわいいよね♪

イタリアへ来て、語学学校へ入学し、イタリア語を初めてちゃんと勉強だした(え?大学時代は?笑)頃、レッスンはレベル1から全てイタリア語だったし、教科書がイタリア語しか載っていないことにびっくりしなぁ。はじめは抵抗があったけど、やっぱり郷に入っては郷に従え。イタリア語を勉強するならイタリア語、フランス語を勉強するならフランス語…という風にその言葉だけで勉強するのが私は言いと思う。

補助的に日本語の文法の本や、日本語で書いてある解説サイトを利用しながらその学びたい言語で勉強していくのがオススメ。ちなみにイタリア語を習得した今は、同じラテン語仲間のフランス語は似ている単語も多く、私の頭は日本語⇔フランス語ではなくイタリア語⇔フランス語で入っていっている…と思う。

超初級のフランス語に比べてイタリア語はもちろん文法も一通り終了し、その点に関しては問題はない。あとは語彙をひたすら増やしていく…という段階のため、イタリア語の先生が前に勧めてくれたこの雑誌↓を読むことにしている。

Donna Moderna(ドンナ モデルナ)…訳すと女性現代(現代的な女性)。あれ?日本の雑誌の名前と一緒ね。笑

元々いろいろなジャンルの記事が載っているということでオススメされた雑誌でたった200円。笑

↑ファッション関係やイタリアらしく料理関係↓…(今回の号のページは映えないな。。。笑 なんか緑。笑)

時事ネタ↓までいろんな内容のことが書かれている雑誌。政治のこと、世界のこと、お金のこと、健康のこと…。。。

これを読みながら、分からなかった単語を調べては書き出し、自分だけの単語帳を作ってどんどん新しい言葉や言い回しを覚えてけるようにしている。

↓CILS C2(外国人用のイタリア語レベルの中で最高レベル)用の練習問題。

こちらはやらなきゃ…と思いながらも。。。今日やっと印刷したもの。笑

せっかく勉強したんだから、証明する資格も取っておかなきゃだよね!

語学の勉強って時間がかかるから、こういう機会に10月に新しく始めたフランス語の勉強も集中してやる+普段後回しにされがちなイタリア語にも時間をさけるのが嬉しい。

レッスンもない。オーディションもない。コンクールもない。ピアニストと合わせをすることすらできない。毎日毎日一人で歌う日々。あーーーー早く誰かと「音楽」を「共有」して分かち合いたいよ!笑

でもきっとこの特別な日々が自分の成長につながって、将来のための身になると信じてがんばるのみ!苦境になんか負けないのだ~!

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  1. nazu

    2020年、コロナ自粛中新たな生活を既にスタートしているはなちゃんが素晴らしいです。
    私は日本で初めて専業主婦生活のような生活をしたので、料理と片付けを中心に日々生活して、生活面でやりたかった事は出来たけど、自分自身の事は全然手をつけきれなかったので、刺激になりました!私も思っている事をルーティン化出来るくらい頑張ろう♫

    • hana-fiorhana-fior

      ありがとうございます!たまたま外出禁止の時期とブログが出来上がった時期が重なってのことだったのですが、手直しなども含めて多くの時間を費やすことができたのも、まぁよかったのかなぁ…とポジティブに受け止めています。
      0を1にするって簡単そうで、1を10にする以上にとってもエネルギーのいることですよね。
      ヴェローナで写真撮ってもらえるの待ってますので!!!その時はよろしくお願いします!笑

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