【コロナウイルス】外出禁止生活|スーパーへ買い出し

コロナウイルスの感染拡大をうけ、 先週3月9日(月)からイタリアの経済都市ミラノがある北イタリアの州ロンバルディアで移動規制が始まり、翌日10日(火)にはその移動規制がイタリア全土へと広げられた。その時点では仕事や健康上の理由以外の外出を必要最低限にするように…とのことだったが、衣料品店などのお店も開いていたし、レストランやカフェも18時まで開いていた。それが12日(木)からは生活必需品の販売店(たばこ屋や新聞・雑誌を販売する店など)、薬局、ドラッグストアを除く全ての小売販売店・飲食店(宅配サービスを除く)が閉まることになった。

外での運動も禁止はされてはいないものの、どうしても必要な場合のみOKとされ、散歩やジョギングもできるだけ控えるように…とのこと。全員が全員散歩に出かけて町が散歩する人で溢れかえってはこの政策の意味がないので。(実際クリスマスにほとんどの店舗や飲食店が閉まってても散歩する人でにぎわう街を見たことがあるからそれも納得。)

つまり…幸いにも健康でいられている私たちが唯一できるお出かけは…スーパーへ行くこと。笑

ということで…お化粧して、スカートはいて、気分上げてスーパーへ!笑 (女子だもん、毎日毎日お家スタイルでデニムばっかりなんて嫌!ってなった私。やっぱりメイクやおしゃれの力ってすごいな)

小春日和の良いお天気だけど、まるで早朝のようなブラ広場。

広場の中にも警察官や軍人さんがいて、自転車で行く人は止められて、移動の自己申告書を書かされたり、提出させられたりしていた。本当はどういう風にチェックされてるのかとか見たかったけど、あんまりじろじろ見るのも…と思い通り過ぎた。

街もがら~ん。(でも綺麗。笑) 左手の大きな柱があるのがヴェローナの劇場。もちろん閉まってる。

この日はこのスーパーでしか売っていないものが欲しかったので15分歩いていつも通ってるジム(もちろん閉まってる)の下のスーパーへ来た。入口の扉がおしゃれでしょ。笑 

EURO SPARというヨーロッパで展開するオランダ系のスーパー。着いた時点で3人並んでる人がいたけど、ラッキーなことにすぐ入れた♡

ここは街の中心地にあるスーパーで、観光スポットからも近いうえ、大きなスーパーなのでお土産探しにも使えるところ。コロナさんが落ち着き、また日本からイタリアに旅行に来る人、ヴェローナに来る人が増えることを願って、せっかくなので住所も載せておこう。

EUROSPAR Manin 住所:Via Daniele Manin, 7, 37122 Verona VR, イタリア

Googleマップ:https://goo.gl/maps/vepBCBaBAUxDfCJL6

スーパーの入り口には「最大25人まで入店可」と書いてあり、入り口にはありがたいことに使い捨ての手袋と除菌シートが置いてあった。地下へ降りていくと生鮮食品が売っている。私の好きなイチゴの季節でこの日も安売りしていた。イタリアのスーパーは野菜や果物の種類が豊富だから好き♡

この騒動でも買い占めもなく穏やかなヴェローナのスーパー。しかしまぁパスタの種類の多さ!さすがイタリア!量だなにどーーーんとあるパスタたち。↑↓

そしてイタリアのオイルといえばオリーブオイル。私のおばあちゃんも健康のため生で飲んでいる(ハイカラさんだね!笑)というくらい体にいいオイル。種類も多い多い!各自こだわりがあって、産地によって味が違うらしい。私はオリーブオイル通ではないのでわからないけど。笑

地上階のフロアにはもうすぐイースターということで、コロンバという鳩型のイースター用のお菓子や、ウサギや卵型のチョコレートが並んでた!かわいい♡

こちらはワインコーナー!さすがワイン大国なだけあってこの品ぞろえ。ちなみにこれは赤ワインコーナーで、これとは別に白ワイン、発砲ワイン、ビールなどその他のアルコール類も置いてある。イタリアのワインは安くてもおいしいものが多いといわれていて実際1000円しないワインでも美味しいものはたくさんある…らしい。ワイン、特に赤ワインは好きだけど、外食の時くらいしか飲まないから全然詳しくないからおすすめとかなくてごめんなさい。笑

日本だけでなく、イギリスやドイツでも品切れ続出というトイレットペーパー。トイレットペーパーを買い占める…一体どういう心理なんだろうか。。。イタリアは今やコロナの中心にありながら、少なくともここヴェローナではその現象は起きていない。いやぁ…イタリア人が思ったよりパニックを起こしてないのが救いです。。。イタリア人、冷静さを失わないでいてくれてありがとう。

お会計は自動レジ派なので、自分で済ませ、入店時にもらった手袋を捨てて退店。ただただスーパーへいくだけなのに、なんだろうか。戦地にでもいくかのような感覚もあり、やっぱり異常事態なんだな、と認識。

帰り道カステルヴェッキオ、訳すと「古い城」…そのまますぎるような名前の中世のお城を通り抜け、レゴみたいな橋を通って帰宅。

トップ画像にもなってるこの写真を橋から見える景色と共に撮ってみたけど、自撮りすることすらなんか悪いことをしていると感じさせるような雰囲気…やっぱり異常。それでもやっぱり夕焼けに照らされた街並みは素敵だった。

この異常な日々から一日でも早くイタリアが解放され、そして日本もイタリアと同じ道をたどらなくて済むよう心から願います。

我慢の日々、イタリアも日本も世界も、みんなで励ましあいながら乗り越えていきましょう♡

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿はスパム対策のため無視されますのでご注意ください。