【コロナウイルス】外出禁止生活|週末・21世紀でよかった編

イタリア全土で外出禁止生活が始まって明日で早2週間。なかなか思ったように目に見える形では感染者も減らず、本当にたくさんの方が毎日亡くなっていて、昨日また新たな首相令がでた。もう少し取り締まりを強化するよう。とにかく、どうにかこの感染拡大を止めるため、生産や物流に関係する人以外は家に留まってほしい…というのが政府からのメッセージだろう。

亡くなった方のほとんどはお年寄り、そして既往症のある方みたいだけど…だからといって亡くなっていいわけなんてない。集中治療室の中で、家族に最後のお別れも言えずに孤独に亡くなるなんて、あっていいわけがない。自分が家を出ないことは自分を守ることでもあり、他の人の命も守ることになる。自分が媒体となって誰かの大切な人の命を奪うことだけはしたくないと思っている。

幸い勉強することは山ほどあるし。笑 日本語のレッスン(教える方)もフランス語のレッスン(学ぶ方)もビデオ電話で続けることができているし、こんなタイミングでブログが軌道にのったので、家でできることは本当にたくさんある。笑 ありがたい限り。

ということで、この週末どのように過ごしたか書いていきたいと思う。

土曜日、「スーパーは日曜日にしよ~。」と思って当初家を出る予定もなく過ごしていたところ、夕方ごろに同居人のサリーから「今スーパー行ってきたけど、明日休みだって!ハナ、食べる物ないなら今日行っておかないと閉まっちゃうよ」と教えられて急いでスーパーへ。普段なら日曜も開いているスーパーだけど、感染拡大対策に今週と来週は日曜日は閉まり、平日も普段より1時間早く20時に閉まるらしい。教えてもらえて助かった~笑 ひもじい日曜を過ごすところだったよ。

スーパーに向かいながらこうして国旗をベランダに掲げている家を何軒も見た。この記事のトップ画に使ったのもその一つ。イタリアは日本に比べて元々郷土愛、そして愛国心の強い国だな…とは思っていたけど、こういう厳しい、辛い状況でも国旗をかけたり、国歌を流したりと、メッセージを送りあってお互いを励ましあうところが本当に素敵な国民性だな、と思う。

スーパーに無事に着き、お買い物をしているとこの可愛い包装紙のコロンバを見付けた。このコロナ騒ぎに紛れて実感なかったけど、そういえば、イースター(イタリア語ではPasquaパスクア)が近かったんだ!

なんてかわいらしいパッケージ。Colombaコロンバというのはイタリアの伝統的なイースターのお菓子で、パンみたいな生地のケーキ…というにははばかられるようなお菓子。鳩型をしているのが特徴。パッケージのリボンにちらっと写真がついているので、それを見てもらえば、あぁ、こんな感じかってなるかと思います。笑 今度一つ買ってみようかな。食べきれるかな。そしてただでさえ外出禁止の運動不足でこれ食べていいんかな…。お値段9.9ユーロ。1100円くらいかな。

無事にお買い物を済ませて帰っていると…なんと!

かわいい猫がこちらを見ているではないか!

私は昔は断然犬派だったし、猫は猫アレルギーということもあって、触れ合ったことがなかった。それが、猫のかわいらしさを理解してからというもの、どっちも大好きになった。ただ、猫は知っての通り、簡単に触らせてくれないので、こういう風にある程度の距離感を保ちながら、もしくはInstagramでこのかわいらしいフォルム(特に足!笑 猫独特のこの揃った足!なんてかわいいの!笑)を見て癒される…とうのが私スタイル。笑

話が猫話になっちゃった。笑

あ、猫話ついでに。ミラノのデパートで働いている友達(日本人女子)がこのコロナによって自宅待機になり、その時間を利用してLINEスタンプを作ったらしい。https://store.line.me/stickershop/product/11178996/jaとってもかわいいからよかったら見てみて♡私はもう買った。笑 ミラノ女子に話を聞くと、自宅勤務ができる人は自宅で在宅勤務、接客業などお仕事に行けない子はゲームをしたり、本を読んだり、映画やドラマを見たり…みんな思い思いにぽっとできてしまった時間を過ごしてるみたい。

日曜日はブログは触らない!と決めて(毎日毎日やりすぎると疲れちゃって嫌になっちゃうの防止のため)、わりとのんびりとした日曜日を過ごした。

中学高校時代の地元の仲良し5人で時間を合わせて、またまた先週に続きビデオ長電話。笑 み~んな半田市出身なのに、今や私はイタリア、一人の子は結婚してスペイン(イタリアと同じく外出禁止生活中)、あとの3人もそれぞれ結婚して同じ愛知県でも違う街に住んでいるので、こうして5人で揃うのは何年振り? それぞれのコロナ近況を語りながら、どうでもいい話もして、お家紹介しあったり…などなど、気心の知れた友達との楽しい時間はあっという間に過ぎていった。

(後ろに写りこんでる本が恥ずかしい件。世界史の本はコロナ中に読もうと思っている本の一つ。笑)

毎日毎日家に居て、同居人以外だれとも会わない、化粧もしないし服も適当…。ある日「そんなん嫌~!」「こんなんじゃ腐っちゃう!もっと女らしくいたい!」ってなって最近は誰かとビデオ電話するタイミングを利用して、自分にとっての“おでかけ”気分できちんと身なりを整えることにしてる。見えなくてもスカートはいたり、ネイルしたり。ピアス決めるだけでもテンションあがっちゃうこの感覚、女の子にしか分からないだろうな。笑

でも他の4人はすっぴんで(日本の3人は夜中だしね。)え?何張り切ってるの?って笑われたけど、いいんだもん。私だけ独身だし!笑

そして、今日もう一つ新しいことをしたので、それを書いて終わりにしようと思う。コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、必要最低限以外のお店が閉まってる今、コピー屋さん(楽譜とか印刷して製本もしてくれる)ところも閉まっていることが判明。自宅のプリンターでももちろん印刷できるけど、それには量が多いし、万が一インクが無くなっても買いに行けない(念のためAmazonで注文したけど、在庫なしで入荷待ち・いつ届くのか不明)から、リスクが高い。ということは…ついにデジタル楽譜デビュー⁉

たた~ん!

年始の帰国の時に、(まさか外出禁止になるなんて夢にも思わず)外出先でブログを書く用に買ったiPadがここで活躍!楽器の人とかがよく使っているのは見たことあったけど、自分が使うのは初めて。もちろん、ちゃんとマーカーをひいたりできるし、カラーで書き込みもできる。楽器を演奏する人は楽器を持ったり、演奏したりで両手がふさがっていることが多いから、ペダル式の譜めくり機も組み合わせて足でページ送りができるから楽なんだそう。

でも私たち歌い手は右手も左手もフリーですので。。。笑 普段だったらすぐ書き込めるし、断然紙派。

ただ、今回ばかりはしょうがない。これで我慢して、コピー屋さんが再開するのを待とう。

これで晴れて6月に日本で出演予定のオペラ(また改めて告知します♡)の準備もできるようになった。進んだテクノロジーの恩恵にあやかっているので、時代の進歩には感謝するばかり。

これが中世のペストの時代だったら、人々は本当になす術もなく、ボッカッチョのデカメロン(でっかいメロンじゃないよ。わからない人はググってね♡)のように伝染病が流行っている街を抜け出し、郊外の別荘で10人集まってそれぞれが10の話をするくらいしかできなかった。それがこの21世紀、普段なかなか予定の合わない別々のところ(それも世界中!)に住んでいる友達と顔を見ながら話せたり、紙の楽譜は得られなくてもデータとして見れたり!そしてこうして世界中の人に向けて情報を発信できたり!

本当に21世紀でよかった。

とにかく自分たちができる予防をし、うつらない、うつさない、ためにイタリアの方も日本の方も、それからその他感染が拡大している国の方も過ごしていってほしいな、と思います。

一日でも早く、コロナウイルスとの戦いが落ち着きますように。

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