【コロナウイルス】外出禁止生活|引きこもり勉強生活

今日でコロナウイルス感染拡大防止措置としてとられたイタリア全土での移動規制が始まって丸2週間が経った。どうやら期限の4月3日に規制解除はなさそうな雰囲気だけど、 家を出ない生活には割と慣れたし、 とにかく自分がやりたいこと、やらなきゃいけないことがありすぎて、毎日毎日時間が足りない!と思って暮らしてる。

毎朝1日のスケジュールを決めて、それ通りに動くように心がけている。けど、やっぱり思って通りにいかないこともある。(特にブログ・パソコン関係!笑)歌の勉強はもちろん、立ち上げたばかりのブログは小さな修正をし続けながら書いていかなきゃいけないし、今日は本当は動画を撮って載せる予定だったけど、案の定?笑 編集作業が終わらず明日に持ち越しとなり、今日は地味目(笑)な普通の火曜日の様子を書こうと思う。

火曜日は毎週朝からフランス語のレッスンがある。先生はヴェローナ在住のフランス人、マルティンヌ先生。もともとこの外出禁止令が出る前までは、自転車に乗って10分位の先生のお宅に行ってレッスンしていたけど、二週間前のレッスンからスカイプへ移行。

こんな感じでスカイプレッスンしています♡(私のパソコンの壁紙はずーっとバラ笑 目撃された友達にはもれなくひかれる。笑)

ブログに載せるたいから笑って~と伝えて撮った写真。いかにもフランス人な気質(失礼⁉)で、割とプライドは高めで、レッスンは結構ハード。笑 アジア人だって情け容赦なし。間違えたら“Nooooooooo!ハナ、なんで⁉そうじゃないのよ~”ってきつく言われます。笑

そもそもなんでフランス語を勉強し始めたかというと、イタリア語を専門として歌うオペラ歌手はイタリア語が喋れた方がいいのは言うまでもなく、できればフランス語も分かるとかなり有利。なぜかというと、オペラには大きく分けてヴェルディやプッチーニを代表とするイタリア系と、ワーグナーやシュトラウスなどのドイツ系に二分化されため、フランス語のオペラは数自体がそれほど多くない上にラテン語系言語であるため、イタリア系の歌手が担当するから。(これはあくまで一般的な話で、もちろんイタリア系の歌手がドイツ語オペラ歌ったり、その逆もあります!どちらを“強み”として持っているか…ということ。)

実際私は(私の場合はイタリアに特化しすぎていてかなり極端だけど!)ドイツものは片手で数えられるくらいしか歌ったことはないけど、フランス語のオペラはレパートリーとしていくつか持っている。

そういう事情もあり、秋からフランス語の勉強を始め、今日で23回目のレッスンが終わった。

語学にはとにかく忍耐が必要。時間をかけて、少しずつ少しずつできるようになっていくもので、一朝一夕にはいかない。

幸いイタリア語とフランス語は同じラテン語系ということもあって、ゼロからフランス語を学習する日本人よりは、何倍、いや何十倍くらい楽だろうけど、それでもやっぱり発音が独特で分かりにくい(日本人の嫌いなあいまい母音が多い+リエゾン(前の単語の最後の子音と後の単語の頭の母音がくっついて違う音になる)のオンパレード!)のと、34歳のやや石化した(笑)脳みそでは24歳の時にイタリア語がスイスイ入っていったようにはいかないらしく、苦戦しながらも、やっと少し言いたいことが言えるようになってきた…くらいの進歩は感じられる。

コロナウイルスでできた時間で、レッスン以外にも予習、復習に時間をかけたら、今日のレッスンはスムーズにいって嬉しかった。

語学習得はとにかく忍耐。がんばれ私。笑

今日の午後は昨日iPadに入れた楽譜に書き込みをしたりマーカーをひいたりして、勉強を始める準備をしたり(歌い手は実は地味な準備作業が多い。。。)、歌の勉強をしたり、ブログの為の動画(明日公開できるかな⁉)を撮ったりしていた。

↓こちら練習中の私。(ぶさいく。笑)

歌手の練習の難しいところは、声がでる声帯が体の中にある、ということ。体の中にある、ということは、耳を通して自分の声は聞いてはいるものの、体の中からの音も感じ取ってしまうため、私たちは他人が聞いているように自分の演奏を聴くことが不可能。誰しも録音した自分の声に「うわ!私ってこんな声なの⁉」と違和感を感じたことが一度はあるはず。ピアニストはピアノの音を、バイオリニストはバイオリンの音をお客さんが聞いているのと同じように聞くことができる。でも、私たち歌い手はそれができない。楽器が自分の体だからそれ自体を外側から客観的に見ることもできない(だからオペラ歌手は論理的というより感覚的な演奏家が多いのかも。笑)

そのジレンマを解消するため、私は数年前から練習中も自分の録画を撮って見たり聞いたりするようにしている。もちろん動画に頼りすぎて自分の感覚をないがしろにするのは良くないことだけど、どうしても自分の聞いてる音、出しているつもりの音と、実際の音の差ができてしまうことがある。そのチェックの手助けをしてくれるのがこの動画撮影。

歌っては確認し、修正するというスタイルが定着した。練習中の写真もその動画から取ったもの。(最低限の近所迷惑で済むよう窓のシャッターを閉めて歌っているので暗い)

昔母親から「なんでいつも“ひょ~”って顔で歌ってるの?」って聞かれたことがあるけど、その通りだよね。笑 歌っている時の顔は大きな口を開けていたり、眉間にしわがよっていたり…笑 大体ぶさいくで、静止画に耐えられることの方が少ない。笑

今日はフランス語レッスンだったから、フランス語の歌の発音を丁寧に見直して、見落としていた発音の間違えを総チェック。カキカキ。。。これも必要なプロセスの一つ。

こうして特に面白いことも起こることなく、まじめな1日が過ぎていった。笑

たとえ外出禁止であろうと、たとえ歌のレッスンが受けられなくとも、たとえ受けたかったオーディションやコンクールがなしになってしまっても!自分でできることを毎日しっかりやって、自分と向き合って、この期間に根をしっかり伸ばし花を咲かす、これがコロナ期間中の目標。モチベーションは下がるどころか、通常よりアップしてるくらいなので、健康でいられることと、こうして勉強やブログなどの活動に集中できることに感謝し、大切な時間を無駄なく過ごしていきたいと思っています。

一日でも早く事態が落ち着き、日常がもどってきますように…。

日本のみなさんもどうか体に気を付けて、この期間を乗り越えていきましょう!

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