イタリア生活10周年|素直な思いをそのままに

2010年6月14日からスタートした私のイタリア生活も、2020年6月14日で丸10年を迎えた。

本当はその日に書きたかったんだけど、久しぶりにミラノへ行ったり、友達に会ったり(またこの件は改めて書きますね♡)とバタバタしていて書けなかったから、10周年突破の記念?として今思ってることをそのまま、書いていこうと思う。

とりあえずどんな10年間だったのかは、以前まとめたこちらの記事をご覧ください♪

かしこまりすぎず、10年を振り返りながら、未来を見据えて書いていこうと思います!

今日は珍しくノー写真で、文章のみでいきますっ!

2010年の6月、春に留学をすると決めてからあっという間に出発の日だった。半田から出て暮らしたこともないのに、同じ先生の先輩がしっかりと用意してくださってたおかげで大した不安もなくイタリアに向かったと思う。

飛行機の中のこととか、どういう気持ちだったとか…実はあんまり覚えてない。笑

当初なんと1年半の予定だった留学生活。2010年6月に出発し、翌年2月には一時帰国をし、2011年12月頃に留学生活を終え、日本に帰ってくる予定だった。

それがなんと。。。10年とは!笑 10年前の6月14日の私も、家族も、友達も、先生も、その時の彼氏もだっっっれも予想していなかったことだと思う。

34年の人生の中で3分の1に迫る勢いでイタリアで生活していると考えると自分でもすごく不思議な感覚になる。

あっという間だった気もするし、10年前の自分を振り返ると遠い遠い存在にも感じる。

海外生活の話をする時によく言うのが最初の1年は体験。全てが初めてで周りを見て、何事にもわぁ〜と驚き、体験で終わる。

2年目は2回目ということもあって1年目よりも慣れているものの、まだまだ異空間にいる自分。1年目の答え合わせをしている感覚かな。

慣れてくるのは3年目から。お上りさんではなく、その空間に生きて、感じて、体験ではなく、身になってくるのがこの頃だと思う。言葉の心配も減って、環境にも慣れ、だんだんと自分が空間に馴染んでくる時。

3年目より4年目、4年目より5年目。。。いつも「もっともっと」「まだやれる」「もっと上手になりたい」この繰り返しでなかなか終わりを見つけることもできず、進んできた。

終わりがないと言うのは、ある意味に素晴らしいことなのかもしれない。本当に何回も言っているけど、歌の勉強に終わりはないから。でもある意味では終わりを決めなきゃいけない…というシビアな面もある。

特に私の場合は本当に幸せなことに、見捨てずに私の思いを受け入れてくれて、応援してくれる両親がいる。終わりにしなさい…とは言われても「あともう1年」「あともう1年」と伸ばしてもらってきた。

そして2020年6月14日10年目を迎えた。

10年粘ったことに全く後悔はない。と言ってももちろん地元の友達や大学の友達が結婚して子供を産んでいく一方で、独身でまだ自分自身が親の「子供」として生きていることに焦りを感じることもある。

子供も好きだし、いつかは私も自分の家族を持ちたいと思ってるから、年齢的なことも気になる。

でも!それ以上にこの10年、私にしかできなかった経験をさせてもらい、自分なりに人間としても成長し、名古屋や知多半島のオペラ界を少しでも良くする、音楽家が音楽家として評価され、生きていける世の中にするため、微力であることは分かっているけど、貢献がしたいという夢もできた。

1年半で帰国していたら間違えなく芽生えなかった感情だし、途中で諦めていたら、ここまで深く考えることもなかったと思う。

自分自身のレベルを上げながら、いろんな側面からオペラというもの見て、今までにないアプローチをしていけたら…と考えている。

YouTubeやこのブログもその一環。

すぐには結果を出すのは難しいけど、続けていくことによって少しずつ結果になるかもしれない。「かも」だけど「ゼロ」じゃないことをしたかった。何もしないんじゃゼロのままでしょ。

10年前より語学力はいうまでもなく向上した。

イタリアやヨーロッパの文化も自分の中に染み込んでるのも感じる。

10年という長い間に、日本で生活していたら人生がクロスしなかったと思うようないろんなタイプの大切な友達に出会った。

歌もヴェローナに来てからそれまでにも増して進化したのを感じ、今まで技術的に難しかったことができるようになり、表現の幅が広がって音楽を感じて楽しめるようになった。

確かに10年は長い。ちょっと休んだり、遠回りした時も正直あったかもしれない。

でもそれもまた私の10年。

ヨーロッパやイタリアを旅したり、日本でも演奏の機会をもらったり、自分でコンサートを企画したり、コロナで家から出られなかったり…笑…それもまた全て私の10年。

1日も無駄ではなく、10年という月日が今の私を作っている。

「普通の日本人」が過ごす「一般的な人生」からは逸脱してしまったかもしれないけど、私は私で、「この10年があったから」と思えるこの先の人生にしていきたいな。

トップ画に選んだ写真は2月にモーロさんに撮ってもらったもの。

笑顔の写真にしようか迷ったんだけど、今の気持ちは笑顔というよりもこの表情のが近いからこっちにした。

たくましく、強く、頭を使って、でも感性も大切にしながら、進んでいこうという思いを込めて決めた。

私を信じて応援してくれる両親や先生、友達のためにも恩返しをしていくことも考えて、日々精進していきたいと思います。

正直なところただでさえ先の見えなかった未来にコロナさんがやってきて、よりいっそう視界は不明瞭になった。それでも不安や心配ばかりをしていても仕方がないし、できることをコツコツと。毎日を全力で生きていきたいと思いますので、どうぞ、応援よろしくお願いします!

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