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オペラ座の怪人ってオペラ?|ネットラジオ[TheLife]のアフタートークを聞いて①

ちゃお♪

あっという間に春の足音をすぐそこまで感じる季節になりましたね♪イタリアでも先週末はいいお天気で、のんびり街散歩ができてハッピーなはなです♡

今回はこれまで書いてきたネットラジオ[The Life]、私が出演したの後のナビゲーターお二人による“アフタートーク”について♪

自分との収録の感想を聞ける機会があるなんて、なんだか新鮮!笑どんなことを感じてくれて、どんなことを伝えられたのか…。

ぜひぜひ!まずはアフタートークを聞いてから読み進めていってください♪ナビゲーターのお二人のなんともゆるい感じが堪らないんです♪笑 もともと異文化交流とかに興味がある私には非常に興味深くて、全エピソード聞いちゃった♡笑

Podcast( iPhoneユーザーなら消してなければ初期設定から入っているハズ!)で無料で聞くことができます♪↓

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/the-life-%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6-%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%8B%E3%83%8A%E3%83%AB%E6%96%87%E5%8C%96/id1532801780?i=1000506029935

ちなみに私はSpotify信者なので(笑)、こちらで聞いてます♪↓
(1.5倍速とか速度を指定して聞けるので、情報を得たい時には私は早送りで聞いてます!もちろん、のんびりリラックスには通常の速度がオススメ!)

https://open.spotify.com/episode/0EYiYkyythbVKvFtdPqe6H?si=2tPNIHXnTHG-JtvTP85L9A

まず、ラジオの冒頭であった「オペラといえば?」の話題。笑

MCのshunGoさんも言ってたけど、よく言われるのが「オペラ座の怪人」。

もう一人のMC、冷静なHitomiさんに「オペラ座の怪人ってオペラなの?」とサッとつっこまれてたけど、そう、オペラ座の怪人はオペラではないのだ〜笑
1900年代初頭にフランスで発表された同名の小説を、ミュージカル化したのが、いわゆる皆さんが知っている「オペラ座の怪人」なのです。

あまりに“オペラ座の怪人”という名前が知られているのと、「オペラ座」というワードが入っているから、そう思っている方も実際多くいるし、実際よく言われるオペラネタあるある。

ちなみにオペラ座の怪人の「オペラ座」とは、フランス、パリにある劇場Opéra national de Paris パリ国立オペラのことをで、なんとイタリアとは無関係!笑

↓パリに中国人の友達と行った時(2011年)のオペラ座の写真♡
パリの広場にバーーーンと現れる豪華な建物!

天井には1964年(意外と新しい!)に描かれたシャガールの天井画が描かれている。ん〜いかにもおフランスな香り♡

大休憩室と呼ばれるこの空間は、かつてパリ社交界の応接間として機能していたそう。ヴェルサイユ宮殿顔負けの華やかさと豪華さ。

↑豪華な空間に佇む私の田舎感。笑
血が田舎者なので仕方ない。笑

実はこういう空間ってイタリアにはあまり…というか、なくて、イタリアだと豪華であってもどこか男性的だったり、固いイメージで威厳を感じさせる装飾だったりする。
同じヨーロッパだし、お隣の国でも違うのね。

華やかで、軽やかなラインはやっぱりフランス文化の特徴だな、と思う。

はぁ…♡

写真見てるだけでため息が出ちゃうよ!

あーーーー!

パリ行きたいっ!笑

そしてやっぱり、こういう華やかなイメージが「オペラ」というイメージ全体を引っ張っていると思うんだけど、ラジオでナビゲーターのお二人が言っていた通り、実はそんなにお高くとまったものではなかったりする。

もちろん正装をして、劇場に足を運び、社交の場としても利用する…というのも文化の一つだけど、そもそもオペラは20世紀初めに映画にポストを取られるまでは、音楽もあって、ストーリー性もあって、貴族も平民も笑ったり泣いたりできる、最大の“娯楽”だった

今でもそうした文化の名残り?として、野外で芝生に座って楽しめるカジュアルに楽しめるクラシックコンサートや、野外にある古代の建物を利用してオペラフェスティバルを開催したりする。

その一つが有名なヴェローナのアレーナで行われるオペラフェスティバル!↓

古代ローマの闘技場であるアレーナを利用した夏のオペラの祭典で、開放的な空間でオペラを楽しめる!

みんな揃って服装が超ラフ!暑かったんだよなぁ…。この日。

当然、屋根はないので雨が降ったら中止です。笑

ひろーい会場では、アレーナ席を除いて、ラフな格好のお客さんばかり!値段も2500円くらいで見れちゃうよ♪野球場みたいに、ビールやワイン、アイスを売っている売り子さんもいて、ラフな雰囲気

お安い席は席指定もないため、早く会場に行ったもん勝ちで席を取れる。って言ってもひっろーい会場だからどこからどう見てもよく見えるんだけどね!笑

早く会場に入って、希望の席をとり、あらかじめかっておいた晩ご飯(私の定番はアレーナ会場近くのケパブ屋さん。笑)を食べるのがオススメスタイル。

↑カジュアルな雰囲気が分かる一枚。笑 お行儀が悪くてスミマセン。

それから、アフタートークでは言語についても触れられてた。
さすが英語が得意で、語学にも興味があるMC二人ならではの視点。

17歳からイタリア語の歌を歌っているけど、つい数年前まではイタリア語をイタリア語としては歌えていなかった

…ん?

言いたいことが伝わってない?笑

つまり、イタリア語を発音することもできたし、イタリア語で歌うことも難なくできた。そしてもちろん自分が歌っている歌詞の意味も知っているし、単語の意味も一つ一つ調べていたので、全部知っていた。

でも、それは「知っていた」だけのことで、イタリア語を心で感じて歌っていたわけではなく、どこかで「和訳」というワンクッションが入っていた

その違和感を解決することが、イタリア語でイタリアオペラを歌うんだ!というイタリア留学当初の目標に変わる。

イタリア語をイタリア語として歌っていない時↓
(大学3年時のオペラサークル公演)

もちろん、それが良いとか、悪いとかいう話ではなく、私が「イタリア語をイタリア語として歌いたい」と望んだ…というだけの話。

でも実際に、MCの二人が言っていたように、イタリア語が上達して、そしてイタリアで生活をし、いろいろな経験を経て、今こうして歌うイタリアオペラは10年前のそれとまっっっっったく違う、と言い切れる!

人生、いろいろ経験があって、歌に味が出てくる、とはこのことなのね。笑

もうひとつ、ナビゲーターの方々が触れていた、イタリアの有名な歌劇場について。

ででん!

ラジオでも触れられていたオペラの殿堂スカラ座

いつ見ても威厳があって、堂々とした風格。私はMaestoso(威厳を持った、堂々とした)という形容詞がスカラ座にはピッタリだと思っている。
当時馬車が止まってたであろう入口付近のアーケード部分がなんともエレガント!

パリのオペラ座に比べて外観はシンプルだけど、内部は豪華。

ナビゲーターのshunGoさんが「ブース」と言っていたのはこのボックス席のこと。スカラ座の場合は1階から4階までがボックス席になっていて、5階、6階席が私がよく行っていた、お安い天井桟敷席。

真ん中の派手なボックス席は、Palco Realeと呼ばれる王室用のボックス席。
(人生で一回だけそこで見れる機会があったけど、めっちゃ見やすいし、豪華な空間にテンションMAXだった!笑)

歴史的に見ても非常に重要な役割を果たしていて、誰もが認める世界で1番の劇場、スカラ座

歌いに来る歌手も超のつく一流ばかり!
(…その点では大きな声では言えないけど、残念ながら資金不足により最近の歌手陣は…。。。(涙))

現役歌手の中で一番有名で、私も大学生時代からの憧れのソプラノ、アンナ・ネトレプコの公演も生で見れて、そして出待ち〜からの〜サイン&写真♡

一生の思い出です!

ちなみに、私はオペラ好きなだけではなく、劇場マニアでもある!笑
劇場について語り出すと止まらないし、世界中で見てきた劇場の中で載せたい写真も、紹介したいこともいっぱいあるから、また別件でまとめ記事作らせてもらいますっ!

ラジオで触れられていたナポリのサン・カルロ劇場は大昔、大学生時代に行った時の写真があったので、それだけのせておきます♪笑

こちらもボックス仕様。そして相変わらずの田舎感&おのぼりさん感!笑

今回はラジオ収録後の、パーソナリティーのお二人によるアフタートークを追って書いてみました♪

ラジオだと、声や音でテンションや気持ちを伝えることはできるけど、映像や写真が使えない分、こうしてブログで補足説明?していくといい感じにまとまるなって個人的には思ってます。笑

そして、私は写真好きということもあり、iPhoneに保存されている写真・ビデオ数、なんと1万枚超え!笑
(ちなみにiPhoneに変えた2012年からの写真が、未だにライブラリに入っている。もちろん消去を繰り返して選りすぐりの写真だけですけどね!)
時にmixi(懐かしい!)やFacebookにアップしていた写真を再ダウンロードしに行ったり、iPhoneに入ってる膨大な写真たちから選らんで使えるのは私の強み?だし、それを使ってブログを書いていくのは楽しい♡笑

撮りためていた甲斐があったなぁ…。笑

次回はアフタートークの続きを書いていきます♡
またちょっと“食”の話になるので、お楽しみに♪

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