イタリアで結婚式Vol.9|結婚式当日編1
ちゃおです♪
春眠暁を覚えず…朝なかなかベッドから出られないはなです。笑 春は眠いですよね〜
(でも、それでもちゃんと早起きして最近はヨガにプラスしてお家ピラティスもがんばってるよ!)
長々と結婚式について書いてきましたが、いよいよ当日の思い出を書くところまでやってきました♡
準備の記事が長かっただけに…達成感!
↓結婚関係、初めから読みたい方はこちらの過去記事からご覧ください↓
半年前から徐々に準備を始めてついにやってきた結婚式当日!
結婚式ってどこの国でも決めることが多くて大変なものだと思うんですが、イタリアの場合自由度が高く自分達で決められることが多い…つまり、こだわればこだわるほど首を閉める…ということになりました。笑
でもできるだけのことはやって迎えた当日。
お天気にも恵まれて、暑い8月12日という日取りにも関わらず暑過ぎてうだるということもなく、大きなトラブルなく、欠席者もいない、大切な人と幸せな時間を過ごすことができて本当にありがたかったなぁ…と今でも時々幸せを噛み締めています。
当日のスケジュールはこんな感じ↓
11:00 ヴィチェンツァ市役所で結婚式
11:30 式場前&広場で写真撮影
12:00 ゲストはレストランへ移動 新郎新婦は市内で写真撮影
12:30/13:00 レストランテラスでアペリティーヴォ(食前の軽食とお酒)
14:00 新郎新婦合流後昼食スタート
17:00 ケーキカット+二次会的パーティースタート
(ちなみに本当はもっと細かいスケジュールを設定して各関係者へ伝え、ことが滞りなく進んで行けるように頭の中でタイムスケジュールを管理。本当花嫁件ウェディングプランナーって感じ!笑)
これから3回に分けてフォトグラファーさんが撮ってくれた写真に少しゲストの方々から貰った写真をプラスして、いつものように写真いっぱいで書いていこうと思います♪
結婚式の様子をお楽しみください♡
イタリアでは結婚式前日、新郎新婦はそれぞれの家族とそれぞれの実家で過ごす…というしきたりがあるそう。
同棲生活が長かったとはいえ、せっかくの機会なので私もその風習に倣って両親が滞在中のホテルに宿泊しようとこの日だけヴィチェンツァのホテルを3人分で予約。
独身最後の夜を両親とまったり過ごせるのかな、なんて考えていたところ、実は結婚式前日、スペインから合流予定の幼馴染家族+地元の友達が予定の便に乗り遅れてしまった!というアクシデントがあり、夜10時頃急遽デヴィッドと一緒にヴェネツィア空港までお迎えに行くことになった。
ホテルに帰れたのは12時近く…笑
まぁそれもまた思い出で♡笑
緊張とかあって寝れないかも!?なんて思ったけど、疲れもあってか夜は普通によく寝れた。笑
睡眠時間を優先したため朝ごはんの時間はなくなり、お父さんに朝食会場からクロワッサンとコーヒーを持って来てもらう。笑
お支度シーンも撮影してくれたよ。
挙式用にはデヴィッドマンマからプレゼントしてもらった一粒真珠のピアス(手で見えない 笑)を使用。
フォトグラファーさんの粋な計らいにより、母が花嫁の支度を手伝うという感動的なシーンを撮ってもらったけど、実際はクルミボタンが厄介でなかなかはめられず結局ヘアメイクのJunkoさんにお手伝いしてもらった…というのは内緒の話♡笑
ちなみにお母さんはせっかくの外国での結婚式だから…ということで、日本からわざわざ黒留袖を持って来てくれてヴィチェンツァの着付けができる友人(のちに登場するお茶の先生)にお願いして着せてもらいました。
お着物はやっぱり絵になりますね。
「新婦入場のその時まで花嫁姿は両親以外には見せたくない!」というのを徹底して、兄弟家族には予め先に会場までタクシーで行ってもらって、私達も準備も終えた後会場へ向かったよ。
会場前でゲストと鉢合わせしないように、運転手さんにお願いして少し離れたところで待機してもらい、デヴィッドと連絡をとり、みんなが会場入りしたことを確認してから会場前へ。
介添人みたいな人はいないので、両親にベールや裾の直しをさせる私。お父さんとお母さん、すみません。笑
ちなみに会場は普通に街中にあるので当然通行人の方々からも見られるわけで、祝福の言葉を言ってもらえたりするよ。
式の進行を伝えてくれる人もいないので、予め決めておいた新郎入場、新婦入場の曲を聴き分けて良きタイミングで自分で入場。笑
階段を登る姿も絵になるのは会場のもつ雰囲気のお陰。
そして何気にブーケを持ってお手伝いしてくれている父。ありがとう。
ドレスさばきには慣れているつもりでも、長いベールはもちろん初めて。大人しく介添を誰かにお願いしておけばよかったというのは次回への改善点(冗談ね、次回はないよ!笑)
そしていよいよ入場。
吐きそうになるほど緊張していたというデヴィッドとは正反対に、やっぱりどこか本番ということが頭から抜けず、ステージへ出る時のような感覚で入場したのを覚えてる。もちろんそれなりに高揚はしていたけど、頭真っ白!みたいなことは起こらなかった。
むしろこの一瞬一瞬を味わって楽しんでいこうという思いが強かったかな。
ニヒッ♪
なんかめっちゃ笑ってる私。笑
父娘のショットは良いですな♡
ちなみに日本でよく行われる足をそろえての入場はせず、普通にゆっくり歩いて入って行ったよ♪
父娘共になかなかいい表情しているでないか♡↓
半田のスーツ屋さんへ一緒に買いに行ったスーツも、イタリアの雰囲気に負けておらず格好良いよ、父!中にてるジレ(ベスト)もきまってるね!
そしていよいよ新郎とのご対面。
涙もろいデヴィッドは私を見た瞬間堪えきれなくなったそう。笑
良い写真だ♡
新郎新婦で一緒に入場する選択肢もあったけど、こだわって別々の入場にして大正解だったな。
ちなみに司会進行は通常市長さんが行ってくれる。
(とは言っても市長さんはヴィチェンツァのような中規模以上の街では業務で忙しいため、通常は代理の市役所関係者や議員さんが来てくれる。自己紹介してくれたんだけど、どんな役職の人だったか忘れちゃって、今もこのオジサマが誰なのか、どんな人なのか実は分からない 笑)
エリコさんが作ってくれたフープが会場に花を添えてくれてた♡↑
入場が終わると法律に則って夫婦になる誓いをして、それぞれオリジナルで書いた手紙兼誓いの言葉を読む流れ。
予め準備印刷してあったものを朗読。
紙ばっかり見てないで、こっちも見てよ!なんて思ってたかな?笑
こんな大勢の前で話す機会なんて普通は滅多にないし、緊張と感動でさらに声が小さくなるデヴィッドに優しくマイクを差し出してくれた進行役のオジサマ。
手作りしたリングケースは甥っ子に懇願し、リングボーイをしてもらったよ。
おばちゃんの無茶振りに答えてくれて、ありがとう♡
これも本当に良い思い出♡
言わなければホームセンターの造花で手作りしたリングケースだとは誰も思わないでしょう。笑
可愛くできて我ながら満足♡
そして、指輪交換の時。
なんでこんなに笑ってるんかな?笑
確か、紳士的に手の甲にキスをしてくれて照れ笑い…だったかな?覚えてない。笑
そして、デヴィッドの後は私の番。
読んでる私以上に泣いてる感動屋さん。笑
良い表情してますね。
↓泣きすぎてなだめられるデヴィッド。
本当に感動屋さんで涙もろい。そんなところが彼の良いところ。
挙式の最後は新郎新婦、そしてそれぞれの証人のサイン。
私の証人はミラノ時代からの友達(中国在住にも関わらず遠くから駆けつけてくれた(涙))が引き受けてくれて、式中もお花持ってくれたり、ドレス直してくれたり、ティッシュをそっと差し出してくれたり。。。いろいろ助けてくれて感謝♡
署名のシーン↓
後ろに飾られているのは立派な絵画なんだが。。。胸をさらけ出し、多分刺されている?笑
結婚式専用の会場ではなく、いろいろな行事に使われる市役所のホールだから仕方ないね。笑
歴史ある建物の中で結婚式をすることができるからこそのこの不調和もまた良いではないか♡
ということで、無事に結婚式のセレモニーは終了しました。
我ながら音楽も良い選曲で、会場の雰囲気にあった厳かさもありながら、私達らしい気取り過ぎない雰囲気もあって良かったかなぁ…と思っています。
次はセレモニー会場を出てからの続きを書いていこうと思います♪
また良ければ覗きにきてください♡
◇おまけ◇
実は入場直前(まだこの時点ではみんなからは見えていないよ!)ベールが落ちてしまうというプチアクシデントが!
ヘアメイクのJunkoさんを探すもまだ会場に到着しておらず、思わぬアクシデントに笑っちゃう私。
結局フォトグラがーのパオラがつけてくれたよ〜
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