イタリアで一軒家をリノベーション Vol.7 新しい床ができた!一階編
ちゃおです♪
楽しみにしていた約1ヶ月の日本滞在も終わり、ちょっと腑抜け気味のはなです。
楽しかった旅行の後って「楽しかったなぁ」という気持ちと、「終わっちゃってちょっと寂しい」という気持ちが混じっていますよね。そんな感じ。
でも!リノベに関してはかなり本格的に進んできているので、気を緩めている暇はないのです!笑
私が日本に出発したのが12月中旬、そこから約1ヶ月の間にリノベーションはどんどん進んで、だんだん家らしくなってきました。
特にここ最近は進みが早く、毎週見にいくごとに全く違う様子を見せてくれます。
今回は私が日本帰国直前12月の初めからイタリア帰国後の1月初めの状態までをまとめていきます♪
↓リノベ記事Vol.1から読みたい人は、こちらをクリック↓
https://hanasoprano.com/ristrutturazione1/
↓リノベ前回記事から読みたい人は、こちらをクリック↓
https://hanasoprano.com/ristrutturazione6/
どんどん変わっていく様子をご覧ください♪
ではまず前回のおさらいから。
家の中の窓や扉、キッチンやトイレの小さな部分の解体作業から始まって、屋根がなくなり→2階の部屋を仕切る壁がなくなり→ロフトと2階部分の床がなくなり→ついに屋根から1階の床まで何もない状態に!
11月23日の時点で写真。
ただのだだっ広い空間!笑
大きな倉庫みたいで面白い。
オリジナルの家の中で唯一残っている四方の壁もよく見える。
そこからまずはこのPutrellaプトゥレッラ(響きが可愛いよね笑)と呼ばれる大黒柱になる鉄骨が立った。
ででーーーーーーーん。
この鉄骨が我が家を支えてくれることになる。
壁から壁までどどーーーんと突き抜けていて、ちなみに壁の外まで貫通してたよ!笑
この鉄骨に床となる木を乗せていくことになる。
まずは横方向に基礎の梁となる木材がはめられていく。
ちなみに色は屋根裏と一緒のものだよ♪
写真の左側をよーーく見てもらえれば分かるけど、壁に穴が空いていて、そこに木を差し込んでセメントで固めるという作業。
実はこの基礎部分の施工業者さんは二人組。
イタリアのイケおじ!って感じの男性二人で、二人だけでこの作業をやっていたかと思うと…すごい。
頭下がります。
大変な仕事だなぁ。。。感謝。
ちなみにイタリア語では大工さんのことをMuratoreムラトーレという。
木材と釘を持ってトントンしている日本の大工のイメージとは違ってMuroムーロ=壁を作る人という語源のようにレンガやセメントで壁や基礎部分を作っていくイメージ。
床の工事が始まった記念に一枚♪
工事が着々と進んでいるのを見るのはやっぱり嬉しいね♪
何もない吹き抜けオープンスペースの状態からどんどん変化していくよ!
外側から見るとこんな感じ。
この状態ではもう穴は見えないけど、組まれた足場のすぐ上、鉄骨が通されて、セメントで埋められているのが分かるけど…見えるかな?
外に置かれているのは床に使われる木材。
汚れないようにシートで覆われているよ。
これが組み立てられると床になる。
家づくりってすごいなぁ…。
そして数日後…
1階部分の天井=2階部分の床が完成していました♡
(タイマーに間に合わなかった人1名。笑)
もうこれで屋根裏までの吹き抜けスペースは無くなっちゃったよ〜笑
うん。我ながら天井の色はいい選択だったな。可愛い♡
白なんだけど、木の温もりを感じられるような色を選びたかったから大正解!
床暖を入れることにより底上げされるから天井はこの写真より低くなるんだけど、割と低めの天井になるため明るい色にしてやっぱり良かったな。
↑そして年が明けて1月、壁の仕切りになる基礎部分と、外断熱ならぬ内断熱素材が入る壁の部分ができていた。
オープンスペースに慣れていた分、ここからどんどん壁が出来ていくと家が狭く感じられるんだろうなぁ…笑
私たちが立っているところにはキッチンが付くはずだよ!
↓そして一つ忘れてはいけないのが隠し扉!笑
入口入って右側、キッチンの端に位置するところに隠し扉を作ってもらった。
家の右にあるボロボロの家を車庫にできた時(こちらも景観保護法で色々と市役所と戦い中)、直接中へ入って来られるドアを取り付けられるようになってるよ!
でも「その日」はいつになるか分からないため、現状はPredisposizioneプレディスポジィツィオーネ(とりあえず基礎部分だけ作っていつの日か対応できる様にしておくという意味)の状態で止めてある。
家の後ろ側から見ると、吹き抜け状態の時はこうだった。↓
こう見ると天井高くて小さな体育館みたい!笑
それが床ができて、壁の基礎部分ができると雰囲気が一変。
当然1階から天井はもう見えないよ〜
この立っているところには小さな私の仕事部屋ができる予定。
右側には1階のトイレ、左には階段がくる。
↓窓枠の部分も綺麗になってたよ。
このアルミ?の部分には断熱材が入って、そこにパネルを貼り付けていく感じ。
つまり、家のリノベーションが始まった時、一生懸命剥がしたタイルが付いていた壁はそのまま断熱材の後ろに隠れて残っていくことになる。
新しくなった面の後ろにはお家の歴史がそのまま残っていくってことだね♪
そして当然レンガで埋められた隠し扉も一旦壁に覆われてしまうということになる。
ここで1階部分は終了。
オリジナルの状態から一度吹き抜けオープンスペースになり、その広々としていたスペースがまた仕切られていく…という段階に入ってきました。
元々測量建築士のフェデリーカからは「床ができてからは早いよ!」と言われていたけど、本当にどんどん目に見えて変わっていく姿が見えて私たちもびっくり!
次は2階とロフト部分に付いて書いくので、また良かったら覗きに来て下さい!
登ってくよ〜♪
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