イースター2019inドロミティ前編(フォルストビールとメラーノ)｜“通”が行く北イタリア旅

ちゃお♡　いよいよ明日はイースターですね！

イースターといっても私はキリスト教徒ではないので、以前こちらの記事https://hanasoprano.com/pasquattenani/でもお伝えしたとおり「イースター＝春の旅行！」という認識(笑)の私は、2020年はコロナウイルスのせいでおうち時間のイースターとなってしまった今年は、去年の旅行を振り返りながら脳内トリップとさせていただきます。笑

2019年パスクア(イタリア語でイースターのこと)旅の行先はDolomiti(ドロミティ)！

*日本語ではドロミーティ/ドロミテと表記されることもあります。イタリアの発音にはドロミーティが一番近いかな。私は日本語では“ドロミティ”の発音で慣れているので今回はこの表記で統一。

はい、これがドロミティの景色～

ハイジとペーターに出会えそう…♡

そんな景色が広がっているのが北イタリアとオーストリアにまたがるチロル地方にあるドロミティ。地図にするとこんな感じ↓

(あ、また私の現在地がバレちゃう。笑　別に全然いいんだけどなんか恥ずかしい…笑)

位置取り的にはヴェローナの北、オーストリアとの国境手前に位置し、ドロミティ渓谷としてユネスコの世界遺産(富士山と同じ自然遺産)に登録されている。

ドロミティがあるチロル地方というのはイタリアとオーストリアにまたがる地域で、中世以来ハプスブルク家のチロル伯領だったものが第一次世界大戦後にイタリアとオーストリアに分割されたという複雑な歴史を持ち、イタリアであっても公用語はドイツ語。店員さんなどはイタリア語も喋れるけど、正にイタリア語“も”喋れるという表現がぴったりなくらい、ドイツ語なまりのイタリア語だったりする。(もちろん中には流ちょうなイタリア語をしゃべる人もいますけどね)

当時ミラノからヴェローナへ引っ越したばかりだった私は他の用事で前日からミラノにいたので、友達と一緒にミラノを出発し、東へ進んでヴェローナを通過後北上しドロミティへ…。ミラノから車で大体３時間(渋滞がない場合)の長旅。

今回の旅の最初の目的地は…私が大好きなフォルストビールの直営レストラン！笑

写真背後に駐車場があり、向かって右側の奥の階段を上るとレストランの中へ入っていける。

FORSTというのはドイツ語で森という意味。昔々(たぶん8年くらい前？)仲良しのイタリア人の友人に連れて行ってもらってからの私の大のお気に入りのイタリアンビールで、すっきりさっぱりとしている。香りが強いビールが苦手な私にはダントツ１番の銘柄♡

こんな眺めのなかにあるビアホール♡最高だわ！笑↓

このFORSTビールが飲みたくて飲みたくて仕方なかった私。笑　そして今また思い出してまた行きたくなってる…。笑　それくらい好きなビール。笑　そして店内の雰囲気もおしゃれ！

ここはイタリアと言えど、食文化もほぼドイツ・オーストリアの文化。塩気が聞いていてビールがすすむプレッツェル(右)、ソーセージにフライドポテト。そしてこの地方の郷土料理Canederli(カネーデルリ)という堅くなったパンとスペックと言われる生ハムの一種を使った料理(下)。この写真だけ見て、“イタリア”で食べた料理だと思う人はいないでしょう…というメニュー。

イタリア料理ももちろん好きだけど、ヴェローナから1時間、2時間ですっかり異国に来た感じが味わえるこういうチロル地方の料理も好き♡

そしてなんと言ってもビールに合う！笑

この写真は2014年ゴールデンウィークに両親がイタリアに来てくれた時のもの。この時もイタリア人の友達に連れて行ってもらって、このビアホールで美味しいフォルストビールをいただきました♡↓

このでかいジョッキは１リットル用かな⁉笑

そして母の安定の“加工用サングラスに違和感ナシ感”がうける。笑

Braugarten Giardino FORST all’aperto

住所：Via Val Venosta, 9, 39022 Lagundo BZ

公式サイト(独・英・伊)： http://www.braugartenforst.com/