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イースター2019inドロミティ後編(ボルツァーノ・カレッツァ湖・レノン)|“通”が行く北イタリア旅

2020年はコロナウイルスによりおうちでイースターのイタリア。幸い天気が良くて窓から入ってくる春の空気と共に去年のこのドロミティ旅を思い出す…そんな1日だった♡

さてさて!

昨日書いていた2019年パスクア(イタリア語でイースターのこと)旅の後編を書いていきたいと思います♪ 前編はこちらhttps://hanasoprano.com/easter2019zenpen/

メラーノを後にした私たちはホテルが予約してあったボルツァーノという町へ。人口約10万人のこの町はチョコレートやウエハースで有名なお菓子のLoacker(ローカー・イタリア語読みではロアケル←ルま巻き舌。笑)が有名な町で、街の中心のWalther広場にはLoackerのカフェもある。

↑これは2011年に初めてボルツァーノに行ったときに撮った写真!LoackerのカフェでLoackerのお土産を買って帰った覚えがうっすらとある…かな…笑 なにせ10年近くまえの記憶なので。笑

2011年の時にはヴェローナで夏の野外オペラを見た後に電車で北上し、“イタリアなのにドイツ語を話しているらしい”という特殊な町に興味をもって行先を決めたのは確か。国と国とが陸続きだからこそおこる現象だから島国日本には存在しない地域。

ヴェローナからボルツァーノはインターシティという急行電車で1時間半くらいかな。

電車のホームの名前表記もBolzano(イタリア語表記)とBozen(ドイツ語表記)の二種類。この地域の町はイタリア語名とドイツ語名の2つの名前をもっている。

こちらはボルツァーノのドゥオーモ↓。屋根の柄が特徴的で教会の形もオーストリアやハンガリーで見たものに似てるなという印象。

この日はパスクアということで多くのレストランが閉まっていたり、特別メニューや特別コースでパスクア営業をしているので、“あ(開)いて、あ(空)いている”お店を探すことは簡単ではなく、Googleマップで探しながらご飯が食べられるところを探すことに。。。

その結果…

期待していなかったこの時期の旬白アスパラにも出会え、美味しいソーセージも食べられ、そしてビールの飲み比べもできるというめちゃくちゃラッキーなお店に行けた♡

Batzenhäusl(ドイツ語名なので発音は私には聞かないで~笑)

住所:Via Andreas Hofer, 30, 39100 Bolzano

公式サイト(独・伊):https://www.batzen.it/it/batzen-hausl-losteria-delle-specialita/#

翌日のメインイベントは何と言ってもカレッツァ湖↓

この写真は2014年に行った時の写真で、普通に自分のiPhoneでとったのにこの映え!美しい…。この写真の通りの色の湖と壮大な山、そして青空が目の前に広がり、そこでしか見れない景色がある。

湖に写る鏡富士…ならぬ鏡ドロミティ渓谷もまるで絵のよう。

↑2014年の時は5月頭、この2019年の時は4月20日くらい。時期やその年の天候によって雪解け水でできる湖の大きさや深さが変わってくるそう。

こちらは2019年の写真↓

右奥に木が剥げてしまっている部分があるのをみてもらえるかな…。この年の冬に天候不良でたくさんの木が倒れてしまい、2019年4月の時点でもなぎ倒された木が横たわっていたり、剥げて山肌が見えてしまっている部分があってなんとも痛々しかった。

けど!けどっ!それにしてもこの湖の映えスポットの実力は折り紙付き!こんな素敵写真が撮れちゃいます♡↓

こんな美しい写真が撮れるのもこのカレッツァ湖の魅力♡

カレッツァ湖を後にして、いよいよ本日のメインイベント!電車好きな友達が見つけてきてくれた知る人ぞ知る短い路線をはしる小さな鉄道、Il trenino del Renon(イル トレニーノ デル レノン)“レノンの小さな電車”というを乗りに行ったよ~

Soprabolzano(ソープラボルツァーノ)からレノンがある終点Collalbo(コッラルボ)までの約15分の電車旅。私たちが乗ったのは↑の赤い電車で、↓このかわいい電車も展示してあった。

この電車からの車窓が、本当に素敵で、まさにあの“世界の車窓から”にでてきそうな景色が目の前に広がっていた…♡

本当に夢の中を旅しているかのような景色。日本とも、イタリアの他の町とも違う夢の世界。。。

お花の季節だったので、黄色い小さなお花が草原に生えていて…。素敵すぎるよ。。。笑 この動画を見ながら何回も脳内トリップできるわ~。美しすぎて非現実的。

電車の公式サイト(独・伊・英)時刻表あり:https://www.ritten.com/it/altipiano/highlight/treno-del-renon.html

こんな素敵な景色を眺めながら15分間トコトコ電車に揺られると、Renon(レノン)という町に着く。この町も小さいけどまた可愛かった…♡

奥にはドロミティの山々、そしてとんがり屋根の教会。もうまさにここは異国の地。笑

普段日本から離れ、私の好きなヨーロッパの景色が広がるいわゆる“外国”に暮らしている私にも、この景色は本当に現実離れした異国…いや夢の国?の景色だった。

この後ミラノ・ヴェローナのそれぞれの家へ帰る予定だった友達と、「いや~パスクアが終わったら現実が待ってる~」と笑いがらこの夢の国の景色を眺めていた。

春+山=最高!笑

そしてここでもやっぱり…

フォルストビール♡二人もすっかりフォルスト気に入ってくれたみたいで嬉しかった♡笑

は~ビール飲みたい!笑 普段家では飲まないけど、お酒はワインもビールも日本酒も好き♡笑 こういう暖かくなってくる季節には外でビール…最高だ~!笑

当初4月3日までの予定だったイタリアの外出制限期間は5月3日までに延長されたそう。もはや予想できていた展開なので驚きも特になく。外でビールが飲める頃にはきっと春の空気ではなく初夏の空気になっているかな!笑

↓とんがり屋根の教会と美しい山々の景色で今回の2019年パスクア旅回想を終わりたいと思います。

イースター2019inドロミティ前編・後編と読んでくださりありがとうございました♡

一日でも早くイタリアや日本に、気軽に旅行ができて、外で気兼ねくビールを味わえる日常が戻ってきますように…♡

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