イタリアで結婚式Vol.5|式場編

ちゃおです♪

最強寒波も去って少し寒さが落ち着いてホッとしているはなです♡
今年のヴィチェンツァは一回も雪が降ってなくて。。。
寒いだけ寒くて雪は降らないなんて…そんなのずるいっ!笑

前回はドレス選びについて書きていきましたが、思いが強すぎてついつい長くなってしまいました(汗)
今回は日本とはいろいろシステムが違う会場選びについて書いていこうと思います。

◇ドレス選び編

◇会場選び&打ち合わせ編←今ココ

◇ヘアメイク・フラワーアレンジメント・フォトグラファー打ち合わせ編

◇できるところで節約!DIY編

↑結婚関係、初めから読みたい方はこちらの過去記事からご覧ください↑

当日の思い出を書き記すまでには、まだまだ書いておきたいことがいっぱい!
今回もいつものように写真たくさんでお伝えしていきます♪

結婚式を行なった会場がどのようにして決まり、どんな打ち合わせを経て当日に至ったか書いていきます!
日本の結婚式と違ってウェディングプランナーさんがいない分、自分達で決めることがたくさんあります。その一手間を楽しいと思えるか、苦痛と捉えるかは性格次第!?笑

前のブログにも書いた通り、イタリアの結婚式は大きく分けて2種類ある。

◇教会式→食事会

◇市役所での結婚式→食事会

教会式の場合は、新婦側の地元で行われることが多いそうで、子供の時から洗礼式などを受けてきた所(日本でいう氏神様を祀る神社のような感覚?)で式を挙げる。ちなみに、教会式を挙げた場合のお金は日本のお布施と同様に明確にいくら!と決まっているわけではないそう。。。宗教が違っても似ているところがあるなんて興味深い。

↓こちらは隣町Montecchioモンテッキオの教会。
こんなところで結婚式できたら写真映えがすごいんだろうなぁ♡笑

ちなみに教会式する場合はCorso prematrimonialeという婚前講座に1回1〜2時間 週に1回 2〜3か月位通うことが必須だそう。
離婚率50%と言われているイタリアの婚姻事情を考えると、この講座の意味は…笑

ちなみに私はもちろんカトリック教徒ではないので、教会式という考えは最初から頭になかった。
(どちらかがカトリック教徒なら受け入れてくれる教会もあるにはあるらしいけど…)

理由は相手の宗教を重んじるがために、教会でその場だけ取り繕うのは違うと思ったという至って真面目な考えと…単純にこのヴィチェンツァの市役所に惹かれたから!(笑)というシンプルな理由!

そのホールがコチラ↓

綺麗過ぎる〜♡
結婚が決まった時、いや、正直決まる前からネットでヴィチェンツァ市役所で結婚式する場合の会場を調べていて、このホールを見た瞬間に絶対ココ!絶対にココで結婚する!と決めた私。笑

実はこのホール、ヴィチェンツァ市民が結婚する場合はなんと使用料無料。1ユーロも払う必要がないんだよ!贅沢すぎる!

もちろんデヴィッドも市役所式に賛成。

一言で市役所での結婚式と言っても、市によっては近代的な建物で、普通のなんてことはない会議室みたいなお部屋で行われることもあるそう。ヴィチェンツァ市民で良かった♡

結婚式会場になったPalazzo Trissino トリッシノ宮はヴィチェンツァ旧市街ど真ん中にあって、このアーケード向かって左側にある。↓

もうこの天井の高さ、そして円柱が素敵すぎる♡
歴史的な建物が大好きな私はもうテンションが上がる上がる!笑

こういう大きな石造りの建物って日本ではなかなか見られないよね。

そして、結婚式約1か月半前に会場との細かい打ち合わせをしたいと問い合わせ、直接会場へ行くことに。

私もデヴィッドもこのホールに入るのはもちろん初めて。

高鳴る気持ちを抑えて、とりあえず近くのカフェで一杯。

結婚式前だから良く絞れてるな、私。
(過去の写真を見ながら自らの現状を省みる 笑)

コーヒーを飲んだら、早速会場へ。

結婚式当日はこちらの階段から上がって行くそう。↓

歴史を感じさせてくれる壁、木の梁が見える天井、大きな円柱。

もう既に好み過ぎる!

今回は打ち合わせだったため、本番の入り口とは違う方から入れせてくれた。
通常の市役所業務にも使われているため、こちらは現代的。↓

ちなみにこの同じ建物の中に市長室もあるんだとか。

市長室は見たわけではないけど、きっと素敵なお部屋なんだろうなぁ。。。

受付のお姉さんに結婚式準備のために会場を見たいと告げ、上の階へと案内してもらう。

ちなみに本番に使用する階段はコチラ。↓

階段だけでも格式高い建物だということが分かる。美しい

ここをウェディングドレスで歩くのか…と当日を想像してちょっとわくわく。

階段の上を見上げると…

豪華すぎる天井。こちらも美しい。。。
えーっと…ここは美術館でしたっけ?笑

何度も言うけど、こんな歴史的な場所で結婚式を挙げられるなんて、なんという贅沢。

ちなみに式当日も車椅子の方やお年寄りの方は、シンプルな方の階段に備え付けられているエレベーターを使用できるそう。

そして案内されたホールがこちら。

思わず息をのむ美しさ…

シャンデリア(確信はないけど、多分ヴェネツィアングラスかな?)といい、絵画といい、天井画といい…。

美しい。

嬉しそうなデヴィッド♪↓

この時点でテンション上がりまくりの私達。

係の人に説明を受け、当日自分たちで用意したBGMを流したい場合はUSBに入れてきてくださいと言われ終了。

ん、待って待って。

当日の進行表は…?

私「結婚式の流れを教えてください。プログラムはありますか。」

係の方「市長、もしくは市長代理人が来て、サインする普通の流れよ。プログラム?そんなのないよ。あ、自分達オリジナル形式にしたかったら、アレンジしてもいいよ。」

えーーー普通ってなにーーーーー!?アレンジってどういうことーーーーー!?
プチパニック。笑

私は頭が硬いため、割と融通が効かない。
予め何がどう行われるかちゃんと頭に入れておきたいタイプ。詳しく知りたいと言っても教えてくれないからネットで調べて自分でプログラム作ったよ。

例えば、入場に関しても細かい決まりは一切ない。
私は新婦入場まで両親以外の誰とも会わないシステムに拘りたかったから、招待客入場→新郎母と入場→新婦父と入場→式スタートという流れを自分達で作り、それ通りに進行をお願いした。
署名は法律上必要だけど、指輪の交換や誓いのキスはしてもいいし、しなくてもいいから、全ては自分達次第。

会場の係の方から何でもよければ、BGMはこれよと聞かせてもらった音楽が好みではなく、せっかく素敵な会場だから音楽にも拘りたくて、会場の持っている雰囲気に合わせたバロック音楽をベースとした選曲をして、進行に合わせてナンバリング。
音楽はUSBに入れて、上の写真の進行表と一緒に当日デヴィッドから係の人に渡してもらった。

音楽をダウンロードしてUSBに入れる作業も思ったより手こずったけど、パソコンに強い友達のおかげで無事に解決。それもまた良い思い出だし、当日の音楽を聴きながらやっぱり最後までこだわって良かったなぁと実感。

日本の結婚式と違って自由度は高いけど、自分達で準備しなければいけない部分も多くて、なかなか大変。でも、自分達の希望に合わせてカスタムできるのはありがたい♡

ちなみに、誓いの言葉も自分達で考えてお手紙風に朗読。
もちろんお互い内容は知らせず、当日読みながら&聞きながら二人とも号泣…いや、主にデヴィッドが号泣。笑

一般的には日本と同じで「誓いますか」に対して「はい」だけで終わるのが普通だけど、ここも細部まで拘って良かったなぁ、と思っている♡

今回は結婚式をした会場についてまとめてみました!

改めて見ても本当に素敵な会場だったなぁ…と思います。
歴史があるものや建物が好きな私にとって、この場所で式を挙げられたことは本当に一生の思い出になりました。

幸せ者だ!

では、次は当日の容姿に関係するヘアメイクやお花についてまとめていきたいと思います♪
また良かったら読んでください♡

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