オペラ「ラ・ボエーム」を観に|劇場でオペラを観るってこんな感じ
ちゃおです♪
またしばらくブログを開けていない日が続いていまして…。
書きたいことはあるんだけど、なかなかゆっくりブログに向かう時間がなかったはなです。
毎年そうなんだけど、夏のバカンスが終わってから年末までの尋常じゃない時間の速さにびっくりします。
気を抜いているとすぐお婆さんになっちゃうよ!笑
がんばろ!
さてさて、寒いうちに寒い時のブログを書いていかないと、季節感合わなくなっちゃうので、早速書いていこうと思います!笑
今回は久しぶりに劇場でオペラを見たお話♪
地元半田や名古屋で一緒にコンサートをしてきたテノール歌手カルロスが北イタリアのトリエステの劇場へやってくるということで、観に行ってました!
演目は私が大好きなLa bohème ラ・ボエーム!
ボエームはとにかくストーリーが良くて、泣く率100%!
もうきっと20回近く観てるし、自分も歌ったことあるのに、毎回泣く。笑
でもボエームについて語り出すと止まらず(笑)話がブレてしまうので、今日は劇場でオペラを見るってどんな感じ?に焦点を当てて書いていきたいと思います!
イタリアの劇場の開演時間は遅くて、20時や20時半開演、終演は23時回るなんてことも普通なこと。
でも今回は土曜日の公演だったため16時開演。
朝ヴィチェンツァを出て、2時間半かけて北イタリアの飛地、トリエステの街へ行ってきたよ。
トリエステの街は海と山に面していて、まぁとにかく風が強かった!
お天気もあいにくの雨で、傘をさしているのに横から雨が降り注いでくるという最悪の状況。笑
上の写真は頑張って笑顔にしたものの、現実はこう。笑↓ 険しい!笑
この瞬間は雨は降ってなかったけど、強いBoraボーラと言われる海風のせいで、体感気温はマイナス。とにかく寒かった〜!
クリスマスシーズンでせっかくクリスマスマーケットが出ていたんだけど、さすがの私もギブアップだった。笑
寒すぎた。笑
お昼ご飯を食べた後早速劇場へ。
さすがな風格。
名前はTeatro Verdi Triesteトリエステ・ヴェルディ歌劇場。
日本にも何度か来日公演をしているイタリアの中でもまぁまぁ格式の高い劇場で、建てられたのは1801年。
ヴェルディが亡くなった時、過去に彼の二つのオペラがこの劇場で初演されたという歴史から名前がヴェルディ歌劇場と変えられたそう。
建物のファサードがスカラ座に似ているのは、スカラ座の設計者ピエルマリーニのお弟子さんが作った劇場だからだとWikipediaに書いてあった。あぁ、なるほど、それで似ているのか。
エントランスには本日の公演のポスターが貼られていた。
開演前にチケットセンターへ行って預けてあったチケットを受け取る。
もちろんインターネットで買うこともできるし、当日行っても席が空いていれば買えるよ。
じゃん♪
クリスマス前とあって少し奮発。一番後ろだけど、平土間席を買っちゃった♪
チケットを受け取ったら開演30分前の開場を待って、いざ劇場へ。
もぎり(チケットを半券を切る人)のおじさんは支配人なのかな?
右側のおじさんのド派手スーツが気になる。笑
中に入るとこんな空間が広がってるよ!
THEイタリア!な馬蹄形の歌劇場♡
はぁ♡素敵だわ♪
座る席が見つけられない場合は、赤い服をきた係員さんにチケットを見せれば、席まで案内してくれるよ!
ちなみに、今回久しぶりの劇場での観劇ということで、これまた久しぶりにワンピースを着て綺麗にしてみました♡
服装に縛りや決まりはないんだけど、やっぱりせっかく劇場へ行くんだもん、お洒落して行きたいよね!
うーん。腕。笑 これはいかん。
なんかたくましい!笑
夏の前にちゃんと運動して鍛えなきゃな。
そんかことはおいといて…笑
席は客席ほぼ中央部、平土間の一番後ろ。
足もゆったり伸ばせて、舞台もバッチリ見えるし、いい席だった!
冬に劇場へ行くときにいつも困るのがアウターと羽織もの。
今回は特に車で移動→駐車場から極寒の外歩き(10分程度)→劇場だったから、足元はストッキングとヒールで耐えて、上はノースリーブの上にヒートテック+カーディガン→トイレで脱ぐって感じだった。
夏はいいんだけどね。冬はいつも困る。
劇場ではあらすじや出演者のプロフィールが書いてあるプログラムを買うことができるよ。
プログラム集めは私の趣味のひとつ。我慢できずに買っちゃった。笑
〜ここでしばし観劇タイム〜
ボエームは2回の休憩が入っても2時間半強くらいで終わるし、ストーリーも音楽も全てが素敵だから、初心者の方には一番オススメなオペラと言ってもいいくらい。
オペラ鑑賞中はもちろん写真撮影や録音はNGだけど、カーテンコールの撮影だったら何も言われないよ♪
Bravi!!!!!
この後カルロスを出待ちしてみんなでピザを食べて、帰路へ。
久しぶりの劇場でのオペラ鑑賞で、現実逃避できた贅沢な時間だった。
私が住んでいるヴィチェンツァにはもうこういう馬蹄形の劇場は残ってないんだけど、イタリア中至る所にこういう建物があって機能している(と言っても不景気で厳しい劇場がほとんど)というのはやっぱりさすがイタリア、歴史が違うなぁ…と思うところ。
頑張ってこの文化を後世にも残していってほしいなぁと思う。
今回はざっくり劇場でオペラを見る時の雰囲気を書いてみました!
非現実的な空間で、生のオーケストラ、生の歌声を聞けるのは本当に贅沢な時間。
日本の劇場とはまた違った空気が流れているので、イタリア旅行の時にタイミングが合えばぜひ行ってほしいところではあります。
そんな時もし初めてオペラを見るならボエーム。これだけ覚えておいてください♪笑
ボエーム愛が強すぎて語ると止まらなくなるので、ストーリーや音楽に関してはまた機会があれば詳しく書こうと思います♪
最後まで読んでくれてありがとうございました♡
◇おまけ◇
トリエステでお昼ご飯を食べたレストラン♪
今回もGoogleMapの口コミにより評価が高いところを狙って予約した。
小さいこじんまりしたカジュアルなレストラン(メニューは黒板に手書き!)だったけど、店員さんも親切で料理も全部おいしかった♡
私が食べたのはグーラッシュのニョッキ♡
うまうま♡
Osteria Marise
住所:Via Felice Venezian, 11 Trieste
オフィシャルサイト:https://www.osteriamarise.it/
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